ハムスターと暮らしたり接していると、突然「ピタッ」と止まり、じっとしてしまうことはありませんか?
初めてハムスターを飼うと、突然止まるのはなぜだろう、と考えてしまうこともあると思います。
耳がピンとなり、固まってしまう姿はかわいらしいと言えばかわいらしいのですが、じつはその仕草は少し注意が必要な場合もあります。
ピタッと止まる、フリーズしてしまう理由と対応方法をお話しします。
フリーズする理由
ハムスターがピタッと止まり、フリーズしてしまう理由は100%の理由はわからないのですが、いくつか考えられることがあります。
物音やにおいに驚いている
おそらく、フリーズしている時はこの理由が断トツで多いのではないかと思います。
ハムスターをお迎えして間もない時も、おうちの環境に慣れて来てからでもフリーズは起こります。
大きな物音やハムスターの耳に届く小さな音であっても、びっくり驚いてしまって固まってしまうのです。
ハムスターは自然の中では食べられる側の生き物、被捕食動物と言われています。
食べられる側の生き物なので、いつ敵が来るのか、側にいるのか、ということにとても敏感です。
怖がりで、不安がいっぱいなのです。
飼い主さんとの関わり合いに慣れていても、突然の音などでピタッと止まりフリーズしてしまうこともあります。
また、音と同様に強い匂いも苦手です。
ハムスターがフリーズした時は
「驚いている」
「怖がっている」
と考えられます。
フリーズの状況から敵がいると判断した時、ハムスターは前脚2本をあげて、まるで「シャー!」というような威嚇するポーズを取ることもあります。
この場合は「非常に怖い!!」と判断していますので、すぐに離れてそっと静かな環境にしてあげることが大切です。
突然ハムスターに触ろうとしたり、顔を覗き込んだ時
ハムスターをお迎えしてから間もない頃や、ハムスターの性格が怖がりだったり警戒心が高めの場合、人間が突然触ったり、ハムスターを正面から覗き込もうとした時に驚いてしまったり、怖いと感じてしまうことがあると思います。
ハムスターが飼い主さんのおうちの環境に慣れない間や怖がりな性格の場合は、突然触ろうとせずにハムスターの様子を見ながら接してみることも大切です。
お部屋の電気が突然明るくなった時
お部屋の電気が突然明るくなった時、ハムスターがピタッと止まってしまう状況も経験したことがある飼い主さんは多いと思います。
こちらの内容も、上記の物音やにおいと同じく、突然暗闇が明るくなることで驚いています。
とはいっても飼い主さんも生活があると思いますので、ハムスターのために電気を点けない状況は難しいと思います。
ハムスターに気を遣ってしまうと飼い主さんもハムスターとの生活が苦しくなってしまうので、無理にハムスターに合わせていく必要はありません。
ハムスターも飼い主さんの生活環境に慣れていく必要もあります。
ただ、対応方法としては、お迎えから間もない頃などは電気を点ける前に薄手の大きめの布などでケージを覆ってあげて、少しだけ明るさをやわらげるようにしても良いかもしれません。
フリーズした時の対応方法
ハムスターがフリーズした時は、驚いたり、怖がったりしていることが多いと思います。
その場合はハムスターから離れて辺りが安全なことを教えるように、そっとしてあげることが大切です。


最後までお読みいただきありがとうございました♪